早期退職者は熱射病にご注意を

早期退職

2024年5月時点で、600人以上が熱中症で病院に搬送されました。

ここ数年において、熱中症による死亡者は年間1000人ペースになっています。なかでも、6月から8月にかけては、要注意期間といえます。そこで、会社を辞めたばかりの方々に、熱中症の注意喚起をしておきたいと思います。

江戸太郎
江戸太郎

熱中症は、高齢者ばかりがかかるものではないぞ

会社はタダで冷房にあたれます

サラリーマンのときは、会社にたどりつけば、タダで冷房の恩恵を受けられますが、退職後自宅に引きこもると、その時間は自宅のエアコンがフル稼働となります。近年高騰した電気代が、一層負担になるのです。退職金をもらって、しばらくは過ごせるでしょうが、収入がなく、預金残高が減り続ける中、高額の電気代はボディブローのように効いてくるのです。

年齢とともに、暑さに鈍感になります

一般的には、歳をとると暑さを感じにくくなります。熱中症で搬送される高齢者の多くが、加齢による暑さの不感が原因だそうです。冷房を入れると、寒気を感じる人もいます。

温湿計を用意するといいでしょう

客観的に暑さを感じ取るには、温湿計が便利です。室温28℃以上、湿度70%以上が注意すべき範囲です。エアコンの設定温度が狂っていることもありますから気を付けましょう。

汗をかかない人、水を飲まない人は要注意

汗をかかない人、水を飲まない人は脱水状態になりやすいのです。ですから、喉が渇いていなくても、コップ一杯の水を飲むようにするとよいです。

江戸太郎
江戸太郎

1日、最低でも7回から8回飲むべきと言われている

猛暑日が3日以上続くと、熱中症の搬送者がグッと増えるそうです。

室内にいるのであれば、水や麦茶がよいでしょう。スポーツドリンクや経口補水液は、飲みすぎるとかえって糖分や塩分が危険になることがあります。

熱中症特別警戒アラート

2021ねんから「熱中症警戒アラート」が発表されるようになりましたが、2024年から1ランク上の警戒を要する「熱中症特別警戒アラート」が出るようになりました。

熱中症警戒アラートは、温度、湿度、輻射熱が影響する暑さ指数(WGBT)が、33以上だと発表されるのですが、この熱中症特別警戒アラートは35を超えるときに発表されます。

江戸太郎
江戸太郎

熱波のとき出るのだな

この熱中症特別警戒アラートが発表されると、冷房の効いた公民館やショッピングセンターなどが開放されて、避難することができます。また、イベントや運動などの中止要請が行政からきます。

熱中症の症状

熱中症にかかると、ボーっとする、めまい、頭痛、倦怠感など症状は様々です。何か様子がおかしいと思ったら、ためらわずに救急車を呼ぶか医者に連れていったほうがいいでしょう。

それまでは、涼しいところに避難して、体を冷やすことが大切です。

自分が熱中症にかかるなんて、と思う人が結構いるそうです。お互い気を付けましょう。

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