早期退職の後悔について

早期退職

感情の波に耐える

早期退職して、次の仕事が思うように進まなかったら、将来が心配ですよね。
次の仕事のすべてが思うように進み、不安を感じず、日々が楽しい人は、あまりいないと思います。
テレビで時折、早期転職後にうまくやっている人を見ると、「チッ」と嫉妬してしまいます(笑)
きっと、多くの人は、何らかのトラブルに見舞われ、物事がうまくいかない

私も、そんな一人です。

もちろん、退職前にはいろいろと計画を練っていました。
しかし、「梯子外し」などにも遭って、その計画の多くが退職後につぶれてしまいました。
もちろん、プランAがだめなら、予備のプランB、Cを想定していましたので、
現在は、そのプランCに向けて、ひたすら準備段階というところです。

感情の波に揺れながら、日々早期退職の不安に向き合っています。
ときに、本やネットで「早期退職、後悔、失敗」などと、検索してしまいます。

記事の効用

週刊SPA、東洋経済オンラインなどには、悲観的な記事がいくつか載っています。

  • 転職先、次の仕事が見つからない
  • もらえる厚生年金の金額が減る
  • 孤独になる などなど
江戸太郎
江戸太郎

こういう記事は、精神衛生上よろしくない…

厳しい転職事情

また、シニア層の再就職は、ほぼ絶望的です。
私も、ダメもとで、いくつかの転職エージェントに登録してみました。そして、いくつか実際に応募しました。

すべて、書類選考すら通りませんでした。

ちょっと悔しかったので、年齢だけを20代に変え、名前をダミーで登録すると、毎日のように面接のリクエストがやってきます。

つまり、年齢がひっかかっているのです。

そりゃそうでしょう。年上の人を採用したら、扱いづらいうえに、ポストは用意できないし、給与も高くつくからです。

某転職サイトには、50代の人で、100社以上書類で落とされた末、ようやく面接にたどりついた会社に内定をもらった
という苦労話が紹介されています。
その人は、よく頑張ったと思いますが、その会社に入って、果たしてうまくやっているのでしょうか?
さすがに100社も落ちると、疲れ果てて、ついには採用されればどこでもよいと思ってしまうのではないでしょうか。
また、辞める前の会社と比べて、居心地がいいのでしょうか?気になりますね。

江戸太郎
江戸太郎

ありえない苦労話で、本当のことか訝しい

見込みのある業界

事務職で再就職を探すと、まず希望通りにはいきません。
介護や警備といった人気のない職種であれば、需要があります。
大企業をやめて、こういった職種に進む人は、正直少ないでしょう。

江戸太郎
江戸太郎

介護業界に転職後、名前が売れて頻繁にマスコミに登場する人もいるから、決して侮れないですね

早期退職をしようか、悩んでいるみなさん。
ここまで読んで、早期退職しようと思いますか?
怖気づいてしまうなら、やめた方がいいと思います。
早期退職の割増金など、二の次です。
会社を辞めようと思えば、いつでも辞められます。

それでも、まだ悩む方は、おそらく今の会社にいることが幸福ではないのでしょう。
定期的に給料をもらえなくなることもリスクですが、つまらない会社で自分の一度きりの人生を終わらせてしまうのも、またリスクだと思います。

自分で決めて進むしかない

私は、悩んで考えたあげくに会社を辞めました。
それでも、今でも時折後悔したり、不安な気持ちになります。でも、もう前には戻れません。
でも、自分の人生を少しでも楽しいものにしたいという思いで、前を向いて進んでいます。

悩む人の参考になれば幸いです!

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